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知識と経験。9ボールは9番が王様の詰め将棋! | 2019年8月15日 |
小話 知識 さてさて前回から引き続き! ビリヤードにおいて「知識」と「経験」は非常に大事で、例えばビリヤードのクラス判定や実力を見るときには、これらは物凄く重視されるものでもあります。 ではビリヤードにおける「知識」とは何なのか?「経験」とはなんなのか? 「球知ってるなぁ」という上級者のつぶやきをあなたは球屋で聞いた事はないでしょうか? 「知識と経験」とはまさにこれなのです。 「知識」とは ・配置毎の理にかなった球の処理の仕方 ・色々な球の取り方 ・手球、先球の通りやすいライン という様な、取り方の定石であったりその他発展形であったり、 ※その局面においての解法の多さや、色々な局面における「対応可能幅」など それらを生み出すベースのものでもあったりします。 これはもう知識というだけあって「覚える類のもの」です。 これが豊富に有ればビリヤードでは愚手を打つことが少なくなります。 逆に言うと、これが無いと愚手の連続となり、運ゲーに近くなっていきます。 「経験」とは物理的なことに関しては例えば、 ・この配置はあそこのトラブルが肝 ・この出しはあそこで捕まりやすい ・順フリに出る分には大体問題ないけど、逆フリになった瞬間に最悪 ・一見簡単そうに見えるこの配置の落とし穴はあそこ ・この球はこう撞いておけば大体この辺にしかこない ・この台は3クッション目では捻りが残りにくい ・この台は短めに出てくる ・トロ~っと撞くとスキッドしやすい ・前クッション舐めると入りにくい ・湿気と汚れで球が持ってかれる などのようなものであり、心理的な事に関しては ・スーパーショットの後のイージーは外しやすいので一呼吸 ・この局面はちょっと無理に出しにいけない ・手球の出しラインを気にしすぎてキューがそっちに出て外してしまう ・早く楽になりたい気持ちが出てくると外しがち などのいわゆるビリヤードあるある系でしょうか。 こちらの心理面に関しては「一般的」なものと「個人的」なものがありますね。 というわけで「経験」も言ってみれば細かな「知識」がベースにあるのですが、その上での「匂い」というか、その場その場で感じ取る色々、という感じでしょうか。 つまり、「こうやったら(こうしなかったら)こうなる(こうなりやすい)」という感覚の一つ一つが「経験」とも言えます 知識も経験も両者ある面では似てるものでもありますね^^ さて、ポケットビリヤードの最大の武器は「入れる技術」ですが、それを生かすには「経験と知識」という「ノウハウ」が必要です。 簡単に考えて下さい。 例えば9ボールは、球が9個あります。 王様が9番の詰め将棋をやっているわけです。 いくらその他の1~8番の側近どもを倒しても王様を仕留めないと「勝ち」にはなりません。 つまり、いくら攻撃力が高くても(入れが強くても)、愚手を打てば(知識と経験によるノウハウが無ければ)王様に辿り着けず、結果負けます。 城(配置)を落とす(取り切る)にはその城(配置)の難易度に応じた戦略が必要なのです。 前回投稿の↓のフレーズ、 ---------------------------- 極端に言ってしまうと「知らない上で慎重にやっても意味がない」とさえ言えてしまう局面さえあります^^; ビリヤードの答えは十人十色ですが、やはり万人から見て愚手というものはありまして、そういった「間違ったことをやることに慎重になっても意味がない」わけです。 ---------------------------- とはまさにこれでありまして、この部分を改善して伸ばしていくことは間違いなく上達の道へ繋がっています。 とりあえず入れておく(どうして良いか分からない)を極力減らしていく、というのと同義ですね。 「技術」、「知識」、「経験」をもとに、「どうするか?」を考え(感じ)、ノウハウを駆使して戦うのは、9ボール、10ボール、8ボール、またその他のゲーム全てに通じることでもあります。 こんな話が皆様の意識に少しでも届き、上達の手助けになれば幸いです^^ 今回はこの辺で! |
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ビリヤードの面白さ、難しさについて | 2019年8月8日 |
小話 知識 みなさんこんにちは! 今日はちょいと語り。 私はビリヤードを初めてもう20年くらい経つのですが、球入れて出すだけのこのゲームが未だに面白いのです。 その「面白さ」には多面性があるのですが、その一面を今回は少しクローズアップしようと思います。 練習などの事前準備の要素を無視した上で、いざその場でビリヤードを出来る限り上手くプレイするためには、その時点での自分にとって可能な限りミスを無くして、可能な限り入れ繋ぐことが求められます。 当たり前なのですが、これを実現するのは本当に難しいですよね。 さてなぜ難しいのか? 私はこれは「慎重さ」と「勘」を同居させなければならないところからきている面が大きいように思います。 「集中しないと球入らないな…」と思う反面、「集中して入るなら世話ないな…」と思った経験は皆さんにはありませんか? とにかく勝ちたくて、すごく慎重に撞いて…でも球は入らなくて負ける。 一方、なーんにも考えず割とラフについた結果、それなりに球が入って結果勝つ。 前者は緊張やらプレッシャーやらでガチガチになってイメージもどんどん悪くなっていくアレです。 おそらくみなさまも経験があるだろうと思います。 じゃぁ後者が良いのか?というと実はそれもなんとも言えず、こちらは「落とし穴」を見落としがちだし、ケアレスミスが誘発されやすいという側面があると思います。 そしてこれもみなさま経験済みだろうと思います。 ①慎重さ ②勘 ①は度が過ぎると、おそらく②を打ち消してしまう。 ②に頼り過ぎると、おそらく①が欠けてしまう。 ①は頭で考えること ②は体で感じること この相反する要素を塩梅の良い加減でミックスできた時にベストパフォーマンスが出る気がします。 慎重に考えながらも、「狙い」と「ストローク」は最終的には「勘」なので、最大限動物的勘を発揮する、という感じでしょうか。 考え過ぎてもダメだし、考えなさ過ぎてもダメ。 たまに①②が絶妙にブレンドされる。 こういったところもビリヤードの面白い一面ですね! というお話でございました^^★ さてさて、次回のお題目のさわりを少し。 ビリヤードを上手くこなす上で「経験」や「知識」の重要性は非常に高く、実力を高めるにはそれらを得ることは必須だと私は考えています。 なぜなら今回お話した「慎重さ」と「勘」を強力にバックサポートしてくれるのが「経験」や「知識」なのです。 極端に言ってしまうと「知らない上で慎重にやっても意味がない」とさえ言えてしまう局面さえあります^^; ビリヤードの答えは十人十色ですが、やはり万人から見て愚手というものはありまして、そういった「間違ったことをやることに慎重になっても意味がない」わけです。 …もちろんそうやって間違いを経験して少しずつ正しい方へ修正されていくわけですから、「成長」という側面からみると当然意味はあるわけですが。 おっと喋り過ぎました! また次回! |
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あなたは90度分離を本当に理解しているか? | 2019年6月21日 |
レッスン 知識 久しぶりの投稿ですが、今回はまじめに! 時々Cクラス、Bクラスの方を教えることがあるわけですが、手球の動きの基本として手球が無回転で先球に当たる時、「90度分離」をする、というのは結構みんなどこかで聞いて知っているのですが、これが意外と正確に理解していないパターンが多い! まぁなかなか頭だけで覚えるというのは難しいものですよね^^; なので、自分不安だなぁ・・・、という方はぜひこの動画を見てそれから自分で撞いてみて、勘違いなく揺るぎないものとしてみて下さい! Let's watch this movie! Let's go 球屋!! Pool Lesson | Calculate The Cue Ball Path Using The Tangent Line |
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次回 10/6(日) 12:30~ | |
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